「生前整理のメリットやデメリットが知りたい」
「生前整理の進め方を知りたい」
このようにお困りの方は多くいらっしゃるでしょう。
今回は、生前整理するメリットや、注意すべきデメリット、生前整理を進める方法について解説します。
□生前整理のメリットとデメリットを解説します!
生前整理のメリットは、遺品整理がスムーズになることです。
遺品整理は、預金のような現金だけでなく、不動産や自宅にある金品なども対象になります。
しかし、遺族の中で誰が遺品整理するのかは、定められていません。
また、遺品整理は手間のかかる作業のため、生前に整理しておかなければトラブルのもととなってしまいます。
生前に整理しておくことで、遺品整理がスムーズに進むため、遺族の負担を軽減できます。
また、相続にはトラブルが付き物です。
生前整理が済んでいれば、財産をどのように渡すか明確に決められるので、遺族の相続トラブルをなくすためにも、生前整理を進めておきましょう。
一方で、生前整理には手間や時間がかかる点がデメリットです。
不動産をはじめとする資産から、自宅にある金品まで確認する必要があるため、1人では非常に大きな手間がかかります。
また、同時進行で不用品を処分するため、それらの手続きも必要になります。
特に、自治体やリサイクルショップで処分する場合には、指定された場所や店舗まで処分する物を運ぶ必要があります。
自治体で粗大ごみを処分する場合、指定された日時以外は処分できないため、注意しましょう。
□生前整理のポイントを解説します!
生前整理では、財産目録を必ず作成しましょう。
財産目録とは、財産のリストのことです。
特に決められた書式はありませんので、インターネットで配布されているものが便利でおすすめです。
財産目録を作ると、財産の一覧が把握できるため、遺産の分配も正確に考えられます。
また、年間110万円までの贈与は非課税対象のため、生前に遺産の一部を贈与して節税対策ができます。
次に、エンディングノートを作成しましょう。
エンディングノートとは、自分の死後や、意識がなくなった後の希望を残すためのノートです。
意識がなくなった後の延命治療はどうするのか、葬儀では誰を呼んでほしいのか、どこのお墓に納骨してほしいのかなどの希望を記載できます。
□まとめ
今回は、生前整理のメリットやデメリット、生前整理の進め方について解説しました。
当社では、松山市周辺で不用品の処分をお手伝いしております。
生前整理で不用品が多く出た場合には、ぜひ当社にご相談ください。