移転や閉店に伴い、店舗や事務所を片付ける際に、全て自分で片付けようとしていませんか。
自分で店舗の不用品を処分することは容易ではなく、手間と時間もかかるうえに適切な処分方法に関する知識が必要です。
このような場合は業者に依頼するのが便利ですので、それに伴う注意点を解説します。
□店舗の不用品処理での注意点とは
店舗は、一般家庭とは違って事業者ですので、全て自宅と同じように不用品を処分できません。
店舗からのゴミは産業廃棄物にあたるため、一般ゴミと同じように捨てると違法投棄に該当してしまいます。
そのため、産業廃棄物を処理する資格を持った業者に処分してもらうよう注意しましょう。
また、粗大ゴミとして廃棄する場合は届出を行う必要があります。
不用品の処分に関するマニフェストを作る必要があることにも気をつけましょう。
マニフェストには、不用品処理に携わった業者の名前と、処理経路が書かれてあり、法律にのっとった方法により処分したことを証明できます。
不用品の処分を悪徳業者に依頼してしまい、マニフェストがもらえない場合は、不用品が不法投棄されている可能性がありますので、マニフェストは忘れずに作成しましょう。
電化製品を処分する際は、粗大ゴミとして捨てられないことにも注意が必要です。
このような電化製品は、メーカーもしくは不用品回収業者に引き取ってもらう必要があります。
□不用品回収業者に依頼するメリット
店舗を片付ける際、不用品回収業者に依頼することにはメリットがあります。
店舗が不用品を処理するには、さまざまな決まりがあることを紹介しましたが、不用品回収業者に依頼することでこのような知識を完璧に理解していなくとも、手際良く不用品を処理してくれます。
店舗の片付けは毎日行うことではないため、決まり事を完璧に理解している方は少ないでしょう。
そのため、片付けを行う際に決まり事を最初から勉強するのは大変です。
また、店舗を片付ける際の作業が大規模な場合は、不用品の分別が不可欠ですが不用品回収業者に頼めば自分で分別する必要がないというメリットもあります。
多くの物を分別するのは大変ですので、不用品処分のプロである業者に頼むと良いでしょう。
不用品を分別する手間が省ければ、人員と時間も節約できるでしょう。
また、不用品回収業者は店舗をたずねてくれますので、電化製品を引き取ってもらうためにメーカーに持っていく手間も省けます。
□まとめ
今回は、店舗の不用品の処理において回収業者に依頼する際の注意点とメリットについて説明しました。
不用品回収業者に依頼すると、片付けに割く時間と手間がなくなりますが、依頼する際は優良業者であるかを確かめてから依頼しましょう。